東京都23区ワンルームマンション成約価格・賃料・利回りに関するトレンド調査【2017~2024】 | TOCHU|投資マンション売却のプロフェッショナル
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東京都23区ワンルームマンション成約価格・賃料・利回りに関するトレンド調査【2017~2024】

東京都23区ワンルームマンション成約価格・賃料・利回りに関するトレンド調査【2017~2024】

TOCHUが実際に取引した東京23区のワンルームマンションの2017年から2024年までの成約価格、賃料、利回りの推移を集計し「東京都23区ワンルームマンション成約価格・賃料・利回りに関するトレンド調査」を公開します。一般的な不動産価格情報の多くが募集価格を基にしているのに対し、実際の取引データを集計・分析することで、より実態に即した市場動向を知ることができます。

※本調査内容の転載にあたりましては、「TOCHU調べ」のクレジットを付記の上、ご使用いただきますよう、お願い申し上げます。

本調査の意義

伊藤幸弘(株)TOCHU
代表取締役
伊藤幸弘

不動産業界は価格の透明性が非常に低く、オーナーが適正価格で取引できていないケースが多いのが現状です。そういったオーナーを守りたいという思いから、今回の情報公開に至りました。

今回のデータは、当社で実際に取引された2,304件の40㎡以下のワンルームマンションを対象としています。これは非常に価値のある情報だと考えています。なぜなら、すべて実際の成約価格だからです。ポータルサイトなどに掲載される売り出し価格ではなく、実際の市場で成立した取引価格となっています。

売り出し価格は希望価格であり、実際の取引では価格交渉を経て最終的な成約価格が決まります。そのため、市場の動きがより明確に把握できるのです。

目次

東京都23区の中古ワンルームマンショントレンド

東京都23区の中古ワンルームマンションのトレンドサマリー

  • 平均成約価格は2017年の1,466万円から2024年の2,254万円まで上昇傾向(153.8%成長)
  • 平均賃料は2017年の78,316円から2024年の88,361円まで上昇傾向(112.8%成長)
  • 成約価格の上昇に対して賃料の上昇が追いついていないため、利回りが低下
    →賃料は数年遅れで今後も上昇する可能性有

2024年に取引された、東京都23区内のワンルームマンションの平均成約価格は2,254万円でした。これは、集計を開始した2017年の1,466万円と比べて、8年で788万円(153.8%)上昇していることがわかります。コロナ禍の真っ只中だった2020年には、一時的に価格が落ち込み、翌年も価格の上昇は緩やかになったものの、その後再び大きく上昇していることが分かります。

㎡あたりの価格(㎡単価)も、75万円(2017年)が99万円(2024年)と、130%以上上昇しています。

23区平均成約価格・㎡単価の推移

物件価格の上昇に連動して、賃料も上昇しています。

平均賃料は2017年の78,316円から2024年の88,361円まで上昇している一方で、利回りは低下傾向にあり、2017年の6.88%から2024年には4.99%まで下落しています。

成約価格の上昇に対して賃料の上昇が追いついていないことがわかります。

23区平均家賃・利回りの推移

ワンルーム価格が8年で150%以上上昇。急激な上昇の主な要因はとは?

伊藤幸弘(株)TOCHU
代表取締役
伊藤幸弘

この価格上昇は段階的に進んできました。第一の段階は政府の金融政策です。アベノミクスを起点として、その後も低金利政策が継続され、不動産購入がしやすい環境が整いました。

次に投資ブームが到来しました。老後2,000万円問題など様々な要因があり、政府も投資を推奨する姿勢を示し、多くの人が資産形成の必要性に気付き始めました。そして現在はインフレ局面に入っており、ここ数年は物価上昇の影響で更なる価格上昇が見られています。

一般的に報道される東京の不動産価格上昇は、主に実需物件に関するものですが、投資用マンション、特にワンルームマンションにも同様の影響が及んでいます。これは、資産価値という観点では、実需も投資も本質的な違いがないためです。土地の持分と建物があり、リターンが得られるという構造は同じで、居住目的かどうかの違いだけです。

ただし、注目すべき点として、この価格上昇は必ずしも不動産の実質的な価値上昇を意味しているわけではありません。インフレによる通貨価値の低下が、見かけ上の価格上昇として現れている可能性があります。例えば、金の価格が1グラム3,000円から1万円超へと上昇しているように、通貨価値の低下が背景にある可能性も考慮する必要があります。

東京のワンルームマンション、今後の賃料動向はどうなる?

伊藤幸弘(株)TOCHU
代表取締役
伊藤幸弘

賃料は今後、確実に上昇すると予測しています。現状では10~15%程度の上昇に留まっていますが、今後は30~40%程度まで上昇する可能性があります。

ただし、留意すべき点として、管理費や修繕積立金も上昇傾向にあり、これらとのバランスを考慮する必要があります。また、賃料の上昇は一様ではなく、人気エリアに限定される傾向があります。郊外物件については、大きな上昇は期待できないと考えています。

インフレ環境下では、賃料が据え置かれることは実質的な損失となります。通貨価値の低下に対して、賃料収入が追随していない状態は、実質的な収益力の低下を意味するためです。

賃料上昇が緩やかな理由の一つに、借地借家法による入居者保護があります。賃料改定には制約があり、主に入居者の入れ替わり時に市場価格への調整が行われます。一般的な賃貸契約期間が3年程度であることを考慮すると、市場価格への調整には4~5年程度のタイムラグが生じます。

また、賃料の上昇が物件価格の更なる上昇を招く可能性もあり、賃料と価格の追いかけっこが続く可能性があります。ただし、これは実質的な価値上昇というよりも、インフレによる名目価値の上昇である可能性も考慮する必要があります。

都心六区の中古ワンルームマンショントレンド

該当区:千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区、文京区

都心六区の中古ワンルームマンションのトレンドサマリー

  • 都心六区の平均成約価格は2017年の1,716万円から2024年の2,795万円まで上昇(162.9%)
    →23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて、常に約250-500万円ほど高い水準で推移
    →特に2024年は23区平均と比較して約540万円の価格差があり、差が拡大傾向
  • 都心六区の平均賃料は2017年の84,897円から2024年の99,218円まで上昇(116.7%)
    →23区平均(78,316円→88,361円)と比べて約1万円以上高い水準を維持
  • 利回りは2017年の6.07%から2024年の4.50%まで低下
  • 2017-2020年は相対的に安定した価格差を保っていたが、2021年以降は都心六区の優位性が一層強まる
  • 一方で利回りの低下も進んでおり、投資物件としての収益性は低下傾向

都心六区平均成約価格・㎡単価の推移

都心六区平均家賃・利回りの推移

都心六区のワンルームマンションは、東京23区の中でもプレミアム市場としての特性が強まっており、特に直近の価格上昇が顕著です。一方で、賃料上昇が価格上昇に追いついていないため、投資利回りは継続的に低下しており、キャピタルゲイン重視の市場特性が強まっていると考えられます。

城東エリアの中古ワンルームマンショントレンド

該当区:中央区、江東区、台東区、墨田区、葛飾区、江戸川区

城東エリアの中古ワンルームマンションのトレンドサマリー

  • 城東エリアの平均成約価格は2017年の1,743万円から2024年の2,202万円まで上昇(126.3%)
    →しかし、価格上昇率が相対的に緩やか
  • 城東エリアの平均賃料は2017年の85,191円から2024年の90,184円まで上昇(105.9%増)
  • 利回りは2017年の6.24%から2024年の4.87%まで低下

城東エリア平均成約価格・㎡単価の推移

城東エリア平均家賃・利回りの推移

城東エリアの中古ワンルームマンションは、価格上昇は比較的抑制的で、安定的に推移しています。賃料水準は良好で、投資物件としての基礎的な収益性は維持しているようです。特に2022年以降、都心六区などと比べて相対的な価格優位性は低下しているものの、投資利回りの面では依然として底堅い市場として位置づけられています。

城西エリアの中古ワンルームマンショントレンド

該当区:渋谷区、新宿区、世田谷区、中野区、杉並区、練馬区

城西エリアの中古ワンルームマンションのトレンドサマリー

  • 城西エリアの平均成約価格は2017年の1,326万円から2024年の2,085万円まで上昇(157.2%)
    →23区平均と比べて140万円~170万円ほど低い水準
  • 城西エリアの平均賃料は2017年の73,536円から2024年の86,585円まで上昇(117.7%)
    →賃料の上昇幅は23区全体と平均とほぼ同等
  • 利回りは2017年の7.07%から2024年の5.10%まで低下
    →23区平均と比較して利回りは若干高め

城西エリア平均成約価格・㎡単価の推移

城西エリア平均家賃・利回りの推移

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城西エリアのワンルームマンションは、価格面では23区平均を下回るものの、安定的な上昇トレンドです。また、利回りは相対的に高く、投資効率の良い市場としての特性を維持しています。取引件数も多く、流動性の高さが魅力的です。

城南エリアの中古ワンルームマンショントレンド

該当区:港区、品川区、目黒区、大田区

城南エリアの中古ワンルームマンションのトレンドサマリー

  • 城南エリアの平均成約価格は2017年の1,457万円から2024年の2,838万円まで上昇(194.8%)
    →全エリアで最も上昇幅が大きい
    →特に2023年から2024年にかけての価格上昇が顕著(2,229万円→2,838万円)
  • 平均賃料は2017年の82,617円から2024年の94,614円まで上昇(114.5%増)
  • 利回りは2017年の7.13%から2024年の4.77%まで低下
  • 23区平均(6.88%→4.99%)と比べて、以下の特徴が見られる
    →当初は23区平均より高い利回りだったが、価格上昇に伴い現在は23区平均を下回る水準まで低下
  • 2024年の価格上昇が著しく、都心六区に次ぐ高価格帯エリアとしての特性を強める
  • 賃料水準も良好で、絶対額では高水準を維持

城南エリア平均成約価格・㎡単価の推移

城南エリア平均家賃・利回りの推移

城南エリアのワンルームマンションは、価格上昇が顕著で、プレミアム市場としての性格を強めています。賃料水準も良好ですが、価格上昇に追いつかず利回りは低下しています。取引件数は増加傾向にあり、市場の厚みも増している点も注目です。

直近の価格上昇率は全エリアの中でも最も高く、市場の選好が強まっていることが示唆されます。ただし、利回りの低下も進んでおり、投資判断においては将来の価格上昇期待が重要な要素となっていると考えられます。

城南エリアは再開発により価格が大幅上昇

伊藤幸弘(株)TOCHU
代表取締役
伊藤幸弘

城南エリアの異常とも言える上昇率の背景には、城南エリアにおける大規模な再開発の影響があります。品川エリアの駅前開発や、港区における高層タワーの建設など、エリア全体が大きく変貌を遂げています。

このような都市開発により、エリア全体の価値が上昇し、それに伴って投資用マンションの価格も上昇する現象が起きています。具体的な数値で見ると、2017年に1,457万円だった平均価格が、7年後には2,838万円まで上昇しています。特筆すべきは、築10年以上の物件が新築時の価格を上回って取引されているケースが出てきていることです。通常、経年劣化により価格は下落するものですが、その要因を超える価値上昇が起きています。

しかし、このエリアには供給面での制約があります。新規開発用の土地が不足しており、また土地価格の高騰により、ワンルームマンションの新規開発では採算が取れにくい状況になっています。

この結果、城南エリアのワンルームマンションは希少性が高まり、プレミアム化が進んでいます。近年では不動産業者が、一般の購入者よりも高値で物件を取得するケースも出てきています。これは、優良物件を確保し、将来的な販売機会に備えるという投資的な判断によるものです。その間は賃貸運用を行うという、新たなビジネスモデルも生まれています。

城北エリアの中古ワンルームマンショントレンド

該当区:文京区、豊島区、板橋区、北区、荒川区、足立区

城北エリアの中古ワンルームマンションのトレンドサマリー

  • 城北エリアの平均成約価格は2017年の1,409万円から2024年の1,987万円まで上昇(141%増)
  • 城北エリアの平均賃料は2017年の75,791円から2024年の83,310円まで上昇(109.9%増)
    →賃料の上昇幅は23区平均よりもやや小さい
  • 利回りは2017年の6.93%から2024年の5.08%まで低下
    →2024年時点でも23区平均よりやや高い水準を維持
  • 価格面では一貫して23区平均を下回る水準で推移
    →ただし、利回りの面では相対的な優位性を維持

城北エリア平均成約価格・㎡単価の推移

城北エリア平均家賃・利回りの推移

城北エリアのワンルームマンションは、23区平均と比較して、低価格帯エリアです。賃料水準は価格に見合った水準を維持し、結果として比較的良好な利回り水準を確保していることがわかります。

他のエリアと比べて価格上昇が緩やかである一方で、利回りの面では相対的な優位性を保っていることが特徴です。

各区の中古ワンルームマンションデータ

23区各区の平均成約価格や賃料、利回りの推移などにいても集計し、その結果を発表します。

千代田区の中古ワンルームマンショントレンド

千代田区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • データ母数が少ないため、賃料・利回りの推移は未集計
  • 千代田区の平均成約価格は2017年の1,985万円から2024年の4,520万円まで大幅に上昇
    →23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて、価格も上昇率も大きい
  • ㎡単価も2017年の99万円から2024年の125万円と、23区平均(75万円→99万円)を大きく上回る
  • 23区内でも最高価格帯のエリア

千代田区平均成約価格・㎡単価の推移

千代田区のワンルームマンションは、取引件数の少なさから希少性の高く、また23区のなかでも価格が高水準のエリアであることがわかります。特に2024年の価格上昇が顕著でしたが、取引件数が少ないため、個別事情の影響も考慮する必要があります。

中央区の中古ワンルームマンショントレンド

中央区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 中央区の平均成約価格は2017年の2,124万円から2024年の2,543万円まで上昇
    →23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べても高水準だが、相対的な価格差は縮小傾向
  • ㎡単価は2017年の103万円から2024年の120万円と、23区平均(75万円→99万円)を大きく上回る水準を維持
  • 中央区の平均賃料は2017年の94,150円から2024年の93,683円とほぼ横ばい
  • 利回りは2017年の5.37%から2024年の4.45%まで低下

中央区平均成約価格・㎡単価の推移

中央区平均家賃・利回りの推移

中央区の中古ワンルームマンションは、23区内でも高価格帯のエリアです。賃料水準も高いものの、利回りは下落トレンドで、比較的低い利回りながら安定的な需要はあるようです。

港区の中古ワンルームマンショントレンド

港区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 港区の平均成約価格は2017年の1,896万円から2024年の2,918万円まで上昇
  • 23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて高い水準で、相対的な価格_おが拡大傾向
  • 港区の平均賃料は2017年の102,596円から2024年の110,571円まで上昇
    →23区全体(78,316円→88,361円)と比べて、平均を20,000-25,000円程度上回る
    →賃料の上昇トレンドは比較的安定的
  • 利回りは2017年の5.80%から2024年の4.40%まで低下
  • 23区全体(6.88%→4.99%)と比較して、1%程度低い水準

港区平均成約価格・㎡単価の推移

港区平均家賃・利回りの推移

港区は、継続的な価格上昇が見られ、23区内でも最高価格帯のエリアの一つとしての地位を確立しています。賃料水準も高く、安定的に推移していることがわかり、価格と賃料の両面で投資として優位性があるエリアと言えるでしょう。

新宿区の中古ワンルームマンショントレンド

新宿区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 新宿区の平均成約価格は2017年の1,572万円から2024年の2,521万円まで上昇
  • 23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて、価格差が拡大傾向
  • ㎡単価も2017年の84万円から2024年の113万円と、23区平均(75万円→99万円)を上回る水準で推移
  • 新宿区の平均賃料は2017年の81,038円から2024年の98,258円まで上昇
  • 23区平均(78,316円→88,361円)と比べて、全期間を通じて賃料水準は23区平均を5,000-10,000円程度上回り賃料の変動が比較的大きい
  • 利回りは2017年の6.21%から2024年の4.58%まで低下

新宿区平均成約価格・㎡単価の推移

新宿区平均家賃・利回りの推移

新宿区のワンルームマンションは、安定的な高価格帯エリアとしての特性を持っている一方で、コロナ禍では一時的に価格が落ち込むなど、価格変動のボラティリティが比較的高いエリアです。

また、都心区の中でも特に取引件数が多く、市場の透明性が比較的高いです。賃料水準は良好ですが、価格変動に連動して利回りも変動しやすいことに注意が必要です。

文京区の中古ワンルームマンショントレンド

文京区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 文京区の平均成約価格は2017年の1,565万円から2024年の2,193万円まで上昇
  • 成約価格は23区平均と同水準だが、㎡単価は2017年の82万円から2024年の107万円と、23区平均(75万円→99万円)を上回るかたちで推移
  • 文京区の平均賃料は2017年の79,814円から2024年の85,839円まで上昇(23区平均78,316円→88,361円)
  • 利回りは2017年の6.34%から2024年の4.87%まで低下

文京区平均成約価格・㎡単価の推移

新宿区平均家賃・利回りの推移

文京区のワンルームマンションは、安定的な高価格帯のワンルームマンションが多いエリアです。賃料水準も安定的で、極端な変動も少ないことが特徴です。利回りの低下は継続していますが、23区平均との差は縮小傾向しており、全体的に安定感のある市場を形成しています。

台東区の中古ワンルームマンショントレンド

台東区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 台東区の平均成約価格は2017年の1,870万円から2024年の2,441万円まで上昇(23区平均1,466万円→2,254万円)
  • ㎡単価は2017年の79万円から2024年の98万円と、23区平均(75万円→99万円)とほぼ同水準で推移
  • 台東区の平均賃料は2017年の88,583円から2024年の101,285円まで上昇
    →23区平均(78,316円→88,361円)と比べて、上昇幅は大きい

台東区平均成約価格・㎡単価の推移

台東区平均家賃・利回りの推移

台東区のワンルームマンションは、賃料水準の高さが特徴的で、投資物件としての魅力が高いエリアです。取引件数も安定的で、市場の厚みがあります。利回りは低下傾向ですが、カカ上昇に伴って賃料も上昇トレンドにあります。

墨田区の中古ワンルームマンショントレンド

墨田区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 墨田区の平均成約価格は2017年の1,783万円から2024年の2,212万円まで上昇
  • 23区平均(1,466万円→2,254万円)とほぼ同水準
  • ㎡単価は2017年の84万円から2024年の86万円と、23区平均(75万円→99万円)と比べて緩やかな上昇
  • 墨田区の平均賃料は2017年の88,200円から2024年の91,804円まで上昇し、23区平均(78,316円→88,361円)と比べてやや上回る
  • 利回りは2017年の5.75%から2024年の5.33%まで低下するが、近年はやや上昇傾向

墨田区平均成約価格・㎡単価の推移

墨田区平均家賃・利回りの推移

墨田区のワンルームマンションは、価格上昇は緩やかで、急激な変動が少ない一方で、近年では賃料上昇により、利回りが上昇していることが特徴的です。取引件数も多く、市場が活性化しているエリアです。

江東区の中古ワンルームマンショントレンド

江東区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 江東区の平均成約価格は2017年の1,819万円から2024年の2,406万円まで上昇
    →23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて、相対的な価格優位性は維持しつつも、差は縮小傾向
  • ㎡単価は2017年の90万円から2024年の105万円と、23区平均(75万円→99万円)を上回る水準で推移
  • 江東区の平均賃料は2017年の89,100円から2024年の88,418円とほぼ横ばい(23区平均78,316円→88,361円)
  • 利回りは2017年の5.87%から2024年の4.65%まで低下

江東区平均成約価格・㎡単価の推移

江東区平均家賃・利回りの推移

江東区のワンルームマンションは、賃料水準は安定的だが、価格上昇により利回りは低下傾向のエリアです。ただし、価格上昇は緩やかで、急激な変動が少ないでしょう。また、取引件数の増加傾向にあります。

品川区の中古ワンルームマンショントレンド

品川区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 品川区の平均成約価格は2017年の1,667万円から2024年の3,349万円まで大幅に上昇
    →23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて高い水準
  • ㎡単価は2017年の88万円から2024年の167万円と、23区平均(75万円→99万円)を大きく上回る上昇
  • 品川区の平均賃料は2017年の87,250円から2024年の83,951円とやや低下
  • 利回りは2017年の6.95%から2024年の4.63%まで大幅に低下

品川区平均成約価格・㎡単価の推移

品川区平均家賃・利回りの推移

品川区のワンルームマンションは、2024年の価格上昇が顕著で、投資物件としてプレミアムエリアになりつつあります。㎡単価も上昇が著しく、付加価値の高い市場を形成しています。賃料は価格上昇に追随できておらず、投資利回りは低下トレンドです。

目黒区の中古ワンルームマンショントレンド

目黒区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 目黒区の平均成約価格は2017年の1,513万円から2024年の2,232万円まで上昇
    →23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて、ほぼ同水準
  • ㎡単価は2017年の82万円から2024年の91万円と、23区平均(75万円→99万円)と比べて緩やかな上昇
  • 目黒区の平均賃料は2017年の73,667円から2024年の101,778円まで大幅に上昇
  • 利回りは2017年の7.30%から2024年の5.19%まで低下

目黒区平均成約価格・㎡単価の推移

目黒区平均家賃・利回りの推移

目黒区のワンルームマンションは、価格が上昇しているものの近年は緩やかに推移しています。一方で賃料の上昇が顕著で、利回りは低下傾向ながら、相対的な優位性を維持しています。取引件数は相対的に少ないものの、2024年は増加傾向にあります。

大田区の中古ワンルームマンショントレンド

大田区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 大田区の平均成約価格は2017年の1,295万円から2024年の2,369万円まで上昇
    →23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて、価格上昇率は23区平均を上回る
  • ㎡単価は2017年の57万円から2024年の94万円と、23区平均(75万円→99万円)とほぼ同水準まで上昇
  • 大田区の平均賃料は2017年の77,100円から2024年の94,381円まで上昇
  • 利回りは2017年の7.63%から2024年の5.04%まで低下

大田区平均成約価格・㎡単価の推移

大田区平均家賃・利回りの推移

大田区のワンルームマンションは、価格面での上昇が顕著で、また賃料水準も堅調に上昇しているため、投資市場としての魅力を維持しています。取引件数も多く、流動性が高いエリアです。

世田谷区の中古ワンルームマンショントレンド

世田谷区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 世田谷区の平均成約価格は2017年の1,440万円から2024年の1,863万円まで上昇
    →23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて、価格上昇率は平均を下回る
  • ㎡単価は2017年の73万円から2024年の71万円とほぼ横ばい、23区平均(75万円→99万円)を下回る推移
    →世田谷区の平均賃料は2017年の77,111円から2024年の87,500円まで上昇
  • 23区平均(78,316円→88,361円)と比べて、ほぼ同水準で推移
  • 利回りは2017年の7.57%から2024年の5.25%まで低下
  • 23区平均(6.88%→4.99%)と比べて、以下の特徴が見られる

世田谷区平均成約価格・㎡単価の推移

世田谷区平均家賃・利回りの推移

世田谷区のワンルームマンションは、相対的な低価格帯エリアです。ベットタウンといった特性も高いため、ワンルームマンションの需要は比較的低いようです。賃料水準は安定的で、結果として利回りは比較的良好な結果となりました。また、取引件数も他のエリアと比べて多い傾向にあります。

渋谷区の中古ワンルームマンショントレンド

渋谷区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 渋谷区の平均成約価格は2017年の1,660万円から2024年の2,311万円まで上昇
    →23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて高い水準だが、価格変動が大き
  • ㎡単価は2017年の97万円から2024年の105万円と、23区平均(75万円→99万円)を上回る水準で推移
  • 渋谷区の平均賃料は2017年の81,000円から2024年の91,000円まで上昇
  • 利回りは2017年の6.35%から2024年の4.68%まで低下

渋谷区平均成約価格・㎡単価の推移

渋谷区平均家賃・利回りの推移

渋谷区のワンルームマンションは、高価格帯かつ価格、賃料、利回りともに変動が大きいエリアです。ただし、相対的に取引件数が少ないため、個別要因の影響を大きく受けている数字の可能性があります。

中野区の中古ワンルームマンショントレンド

中野区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 中野区の平均成約価格は2017年の1,206万円から2024年の2,385万円まで上昇
  • ㎡単価は2017年の68万円から2024年の104万円と、23区平均(75万円→99万円)を上回る上昇率
  • 中野区の平均賃料は2017年の70,100円から2024年の96,800円まで上昇
  • 利回りは2017年の6.92%から2024年の4.88%まで低下

中野区平均成約価格・㎡単価の推移

中野区平均成約価格・㎡単価の推移

中野区のワンルームマンションは、価格と賃料の両面で上昇トレンドが顕著な結果となりました。特に2023-2024年の上昇が著しく、投資市場としてのポテンシャルが高まっていることがわかります。

杉並区の中古ワンルームマンショントレンド

杉並区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 杉並区の平均成約価格は2017年の1,069万円から2024年の1,906万円まで上昇
    →23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて、価格上昇率はほぼ同程度
  • ㎡単価は2017年の63万円から2024年の88万円と、23区平均(75万円→99万円)をやや下回る水準で推移
  • 杉並区の平均賃料は2017年の66,585円から2024年の84,042円まで上昇
  • 利回りは2017年の7.71%から2024年の5.54%まで低下

杉並区平均成約価格・㎡単価の推移

杉並区平均家賃・利回りの推移

杉並区のワンルームマンションは、価格面では23区内で比較的手頃な水準を維持しています。利回りも安定的に高水準を維持しており、価格と賃料それぞれが安定的に情緒称していることがわかります。取引件数も多く、流動性が高い市場です。

豊島区の中古ワンルームマンショントレンド

豊島区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 豊島区の平均成約価格は2017年の1,572万円から2024年の2,051万円まで上昇
    →23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて、2017年時点で約100万円高い水準だった物が、2024年時点で約200万円低い水準に
  • ㎡単価は2017年の78万円から2024年の101万円と、23区平均(75万円→99万円)とほぼ同水準で推移
  • 豊島区の平均賃料は2017年の83,591円から2024年の83,847円とほぼ横ばい
  • 利回りは2017年の6.66%から2024年の5.12%まで低下

豊島区平均成約価格・㎡単価の推移

豊島区平均家賃・利回りの推移

豊島区のワンルームマンションは、23区平均と比較して価格面での優位性は低下するも、一定の水準を維持しています。賃料水準は横ばいで推移しているため、利回りは安定しています。

北区の中古ワンルームマンショントレンド

北区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 北区の平均成約価格は2017年の1,319万円から2024年の1,800万円まで上昇
    →23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて低い傾向にあり、価格差は拡大傾向
  • ㎡単価は2017年の66万円から2024年の80万円と、23区平均(75万円→99万円)を下回る水準で推移
  • 北区の平均賃料は2017年の72,150円から2024年の79,831円まで上昇
  • 利回りは2017年の7.29%から2024年の5.79%まで低下しているが、23区平均(6.88%→4.99%)を上回る水準を維持

北区平均成約価格・㎡単価の推移

北区平均家賃・利回りの推移

北区のワンルームマンションは、23区内では比較的手頃な価格帯を維持しつつ、利回りは安定的に高水準なため、比較的安定した市場です。

荒川区の中古ワンルームマンショントレンド

荒川区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 荒川区の平均成約価格は2017年の710万円から2024年の2,336万円まで大幅に上昇
    →23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて、価格上昇率が極めて高い
  • ㎡単価は2017年の52万円から2024年の108万円と、23区平均(75万円→99万円)を上回る上昇率
  • 荒川区の平均賃料は2017年の55,000円から2024年の93,167円まで大幅に上昇
  • 利回りは2017年の9.30%から2024年の4.82%まで大幅に低下

荒川区平均成約価格・㎡単価の推移

荒川区平均成約価格・㎡単価の推移

荒川区のワンルームマンションは、7年間で市場特性が大きく変化しています。特に2019年以降の価格上昇、賃料増が顕著なことがわかります。一方で、利回りは9%台から4.8%台まで大幅に低下しています。ただし、取引件数が少いため、個別取引の影響を受けやすいため注意が必要です。

板橋区の中古ワンルームマンショントレンド

板橋区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 板橋区の平均成約価格は2017年の1,143万円から2024年の1,959万円まで上昇
    →23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて、低めの水準です。
  • ㎡単価は2017年の55万円から2024年の83万円と、23区平均(75万円→99万円)を下回る水準で推移
  • 板橋区の平均賃料は2017年の67,269円から2024年の81,816円まで上昇
  • 利回りは2017年の7.85%から2024年の4.86%まで大幅に低下

板橋区平均成約価格・㎡単価の推移

板橋区平均家賃・利回りの推移

板橋区のワンルームマンションは、23区内では比較的手頃な価格帯の物件が多いことがわかります。2022年までは高利回り市場としての特性が顕著でしたが、2023年以降、価格上昇と利回り低下が進行しています。

練馬区の中古ワンルームマンショントレンド

練馬区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • データ母数が少ないため、利回りの推移は未集計
  • 練馬区の平均成約価格は2017年の1,098万円から2024年の2,043万円まで上昇
  • 23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて、低い水準ですが価格差は縮小傾向
  • ㎡単価は2017年の62万円から2024年の91万円と、23区平均(75万円→99万円)を下回る水準で推移

練馬区平均成約価格・㎡単価の推移

練馬区平均家賃・利回りの推移

練馬区のワンルームマンションは、23区内では比較的手頃な価格帯ですが、価格変動は大きい結果となりました。2024年は価格上昇と取引件数増加が顕著になっています。

足立区の中古ワンルームマンショントレンド

足立区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • データ母数が少ないため、賃料の推移は未集計
  • 足立区の平均成約価格は2017年の1,100万円から2024年の1,889万円まで上昇
  • 23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて、約370万円低い水準で推移しています。
  • ㎡単価は2017年の56万円から2024年の91万円と、23区平均(75万円→99万円)を下回る水準で推移
  • 足立区の平均賃料は2017年の60,000円から2024年の81,936円まで上昇

足立区平均成約価格・㎡単価の推移

足立区平均家賃・利回りの推移

足立区のワンルームマンションは23区内では低価格帯のエリアの一つです。2022年以降に価格上昇と利回り低下が見られますが、取引件数が少なく、個別取引の影響を強く受けるため注意が必要です。

葛飾区の中古ワンルームマンショントレンド

葛飾区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • 葛飾区の平均成約価格は2017年の1,045万円から2024年の1,452万円まで上昇
  • 23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて、低い水準です。
  • ㎡単価は2017年の53万円から2024年の75万円と、23区平均(75万円→99万円)を大きく下回る水準で推移
  • 葛飾区の平均賃料は2017年の65,357円から2024年の78,263円まで上昇
  • 利回りは2017年の8.17%から2024年の4.92%まで大幅に低下

葛飾区平均成約価格・㎡単価の推移

葛飾区平均家賃・利回りの推移

葛飾区のワンルームマンションは、23区内でも手頃な価格帯です。2022年までは高利回り市場でしたが、価格上昇に伴い下落しています。

江戸川区の中古ワンルームマンショントレンド

江戸川区の中古ワンルームマンショントレンドのトレンドサマリー

  • データ母数が少ないため、賃料・利回りの推移は未集計
  • 江戸川区の平均成約価格は2017年の574万円から2024年の1,880万円まで大幅に上昇
    →23区平均(1,466万円→2,254万円)と比べて、低い水準ですが、相対的な価格差は縮小傾向
  • ㎡単価は2017年の40万円から2024年の84万円と、23区平均(75万円→99万円)を下回る水準で推移
  • 江戸川区の平均賃料は2017年の50,000円から2023年の83,000円まで上昇
  • 利回りは2017年の10.45%から2023年の4.91%まで大幅に低下

江戸川区平均成約価格・㎡単価の推移

江戸川区のワンルームマンションは、価格面では大きく上昇していますが、依然として低価格帯を保っています。そのため、利回りは高水準から23区平均的な水準へと変化しています。ただし、取引件数が極めて少ないため、個別取引の影響を強く受ける特徴があります。

利回りが全体的に低下傾向にある中で、投資家が取るべき投資戦略とは

伊藤幸弘(株)TOCHU
代表取締役
伊藤幸弘

私は、現状では、新規の不動産投資については慎重な姿勢を推奨しています。これは主に利回りの低下が顕著であることが理由です。ただし、投資を検討する場合は、資産価値の安定性を重視した選択が望ましいと考えています。

具体的には、都心部の優良物件を中心に検討することを推奨します。利回りは相対的に低くなりますが、価格の安定性や将来的な値上がりの可能性を優先する戦略です。むしろ、この局面では利回りを重視するよりも、資産価値の保全を主眼に置くべきでしょう。

また、今回の調査で判明した興味深い点として、上東エリアで相対的に高い利回りが維持されているということがあります。このことから、ポートフォリオ的な考え方として、都心部の安定資産と上東エリアの高利回り物件を組み合わせる戦略が有効かもしれません。これは、安定した債券と利回りの高い株式を組み合わせる金融投資の手法に類似しています。

要するに、単純な利回り追求ではなく、資産価値の安定性と収益性のバランスを考慮した、より戦略的なアプローチが求められる状況だと言えます。

プロが注目するエリア

伊藤幸弘(株)TOCHU
代表取締役
伊藤幸弘

特に注目しているのは、山手線沿線から内側のエリアです。このエリアは日本経済の中心であり、仮にここで大幅な価格下落が起きるような状況があれば、それは日本経済全体の構造的な問題を示唆することになります。

特に、田端、駒込、日暮里といった、比較的注目度の低い山手線沿線エリアも、賃貸運営の観点から安定性が高く、家賃相場が確立されているため将来性は大きいでしょう。これらのエリアは、現状では割安感があり、今後の上昇余地が大きいとも考えられます。

ただし、投資対象を検討する際は、過度に細かい条件設定は避けるべきです。例えば特定の駅の徒歩3分以内といった厳密な条件を設定すると、そもそも取得機会が著しく限定されてしまいます。むしろ、ある程度広域的な視点で物件を探索する方が、現実的な投資機会を見出しやすいと考えています。

2025年以降の東京のワンルーム市場はどのように変化していく?

伊藤幸弘(株)TOCHU
代表取締役
伊藤幸弘

今後の市場は、さらなる二極化が進むと予測しています。まず、築年数による二極化です。築浅物件は価格上昇が継続する可能性がありますが、築古物件は価格の停滞が予想されます。

また、エリアによる二極化も顕著になるでしょう。都心部の物件はインフレの影響もあり、さらなる価格上昇が見込まれます。一方、郊外物件については、大きな価値上昇は期待できません。具体的には、山手線内側と環八外側では、価格動向に明確な差が生じると考えられます。

より長期的な視点では、2030年から2035年にかけて、東京の人口・世帯数の減少が本格化すると予想されます。この人口動態の変化により、二極化の傾向はさらに顕著になる可能性があります。

このような市場環境下では、投資判断において今回のデータだけでなく、人口動態、需要動向、都市開発計画などの要因を総合的に考慮する必要があります。市場を俯瞰的に見る視点が、今後ますます重要になってくると考えています。狭い範囲や短期的な視点では、本質的な市場トレンドを見誤る可能性があるためです。

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コラム監修

コラム監修

伊藤幸弘  

資格

宅地建物取引主任者・賃貸不動産経営管理士・FP技能士・公認 不動産コンサルティングマスター・投資不動産取引士・競売不動産取扱主任者・日本不動産仲裁機構ADR調停人

書籍

『投資ワンルームマンションをはじめて売却する方に必ず読んでほしい成功法則』


『マンション投資IQアップの法則 ~なんとなく投資用マンションを所有している君へ~』

プロフィール

2002年から中古投資マンションを専門に取引を行う。
2014年より株式会社TOCHU(とうちゅう)を設立し現在にいたる。

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