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ワンルーム投資コラム

投資マンションオーナに役立つコラム

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投資用ワンルームマンションの出口戦略と賃貸募集

新築から10年ぐらいは、入居者が退去しても、すぐに次が決まり、
順調に運営ができている物件が多いかとお思います。
しかしながら、退去があると、賃貸管理会社から、
次回の募集賃料の値下げの提案が出てくるケース大半です。

あなたも、管理会社から「賃料の値下げ」に関する提案を
受けたことがあるのではないでしょうか?

なぜならば、賃貸管理会社では担当者1名で約数百室ほどの
管理をしており、一部屋ごとの相場チェックやライバル物件の
募集状況、内装の状態などの細かなチェックができない状況にあります。

そのため、原状回復工事の発注が遅くなり、募集告知も遅れがちです。
早期に入居者をあっせんするためには、手間が少なくて済む、
「賃料の値下げ」交渉が一番簡単と考えているからです。

オーナーからすると、月々たった数千円の値下げであれば、
影響は少ないのではと思われる方が大半ですが、
実は「賃料の値下げ」は売買価格には非常に大きく影響があります。

物件を売却しようとする際には、購入者は期待利回りにより価格決定を
するため、家賃の月額数千円の違いが、売買価格で100万円以上の
大きな違いになることがあるからです。

月々たった数千円の値下げが、売買価格に大きく影響するのです。
安易に値下げ交渉に応じないことは、投資用ワンルームマンションに
おける出口戦略を考えたときに重要なことだと断言できます。

また、退去のタイミングで、しっかり相場の家賃、
売買価格を管理会社以外の不動産会社に査定依頼することも大切になります。

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コラム監修

コラム監修

伊藤幸弘  

資格

宅地建物取引主任者・賃貸不動産経営管理士・FP技能士・公認 不動産コンサルティングマスター・投資不動産取引士・競売不動産取扱主任者・日本不動産仲裁機構ADR調停人

書籍

『投資ワンルームマンションをはじめて売却する方に必ず読んでほしい成功法則』


『マンション投資IQアップの法則 ~なんとなく投資用マンションを所有している君へ~』

プロフィール

2002年から中古投資マンションを専門に取引を行う。
2014年より株式会社TOCHU(とうちゅう)を設立し現在にいたる。

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